Card Scannerとは
Zoho 謹製の名刺取り込みスマホアプリです。
Zoho CRMの見込み客や連絡先に直接取り込みが可能です。
できること
- 名刺のスキャン
- OCR(Optical Character Reader)で日本語の名刺もある程度読み取り可能※
- Zoho CRMへの自動取り込み
- 「見込み客」タブ「連絡先」タブに連携可能
- CRMワークフローも動作
- CRMカスタム項目にも対応
Card Scannerの設定方法
以下の記事にスキャン精度を高める基本的な設定方法をまとめておりますので合わせてご参照ください。
Card Scannerが苦手なこと<技術選定にあたって考慮が必要なこと>
Sansanのような人力チェックが入っていないため、読み取り精度が高くありません。
以下のような文字が苦手です。
何が言いたいかというと、読み取り後の人力による修正に時間を割く必要があります。
苦手な文字一例(ドットシンク調べ)
・「ル」という字が「ノ」と「レ」に分けられる(ビル⇨ビノレ)
・「j」が 「i」になりがち( jp ⇨ ip )、そのほか l i tみたいな縦長に弱い。
・「ツ」「イ」などが小文字になりがち「ツクバ ⇨ ックバ」
・ロゴマークを読み取りがち
Card Scannerの代替となるサービス
カードの読み取り精度が低いことでリソースを割かれてしまうようであれば、以下のサービスをお勧めします。
Zohoのライセンス費用以外に別途費用はかかりますが、人件費と天秤にかけてご検討ください。(もしお悩みでしたら弊社のZoho設定サポートについてもご検討ください。)
メイシー(安価で高精度の読み取り、自動連携も可能、弊社での利用中)
あまり聞き馴染みがないかも知れませんが、弊社では名刺の読み取りにメイシーのサービスを利用しています。
名刺をメイシーのアプリで読み込むと、高精度の読み取り(スタッフによる人力校正)かつスムーズに読み取ってくれます。
人数が増えても費用がかわらず、コスト面でも安心です。
メイシー
Sansan (資金面に余裕があるなら一番お勧め)
有名な名刺管理サービスです。人力による高精度な読み取りが行われます。
Zoho Flowなどと連携することで、名刺データの詳細な自動連携が可能です。
ユーザー数が多い場合は、かなりの高額になるため資金面に余裕があればお勧めです。
Sansan